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 最近「モラルハラスメント」という言葉をよく耳にするようにったという方が多いのではないでしょうか。モラルハラスメントとは,フランスの精神科医が提唱した概念で,夫婦間に限らず,広く対人関係一般において,身体的な暴力ではなく,言葉や態度によって精神的に人を傷つける嫌がらせのことをいうそうです。
 近年,特に夫婦間におけるモラルハラスメントの問題が取り上げられることが多くなりました。一つ屋根の下で毎日同じ時間を過ごす夫婦間において,モラルハラスメントの問題は,より深刻なようです。
 では,夫婦間におけるモラルハラスメントは,夫婦の法律関係にどのような影響を及ぼすのでしょうか。夫婦間のモラルハラスメントにおいて重要な法的問題の一つは,モラルハラスメントが「離婚原因」に該当するかという点です。
 「離婚原因」とは,法律上の概念で,裁判による離婚の請求が認められる法律上の理由をいいます。離婚原因は,夫婦の一方が離婚に同意しないにもかかわらず裁判によって一方的に離婚することを可能とするものですので,不貞行為等,離婚請求を正当化しうるだけの重大な事由に限られており,民法に5つの事由が列挙されています(民法770条1項1号乃至5号)。
 夫婦間のモラルハラスメントは,これらの離婚原因のうち,「その他婚姻を継続しがたい重大な事由」(民法770条1項5号)に該当する場合があるでしょう。上記のとおりモラルハラスメントが広く精神的な嫌がらせを指すことから,モラルハラスメントがあれば直ちに離婚原因が認められるという関係にあるとはいえません。
 しかし,過去の裁判例では,夫婦の一方の他方に対する継続的で執拗な暴言,無視,家庭内での疎外等に加えて,思い出の品を無断で破棄したり,親族に対しても嫌がらせをした場合に,上記の婚姻を継続し難い重大な事由があるとして離婚請求を認容したものがあります。単に嫌がらせがあるというだけではなく,それが,婚姻関係を破綻させるほどのものであるといえるか個別の事実関係に応じて判断しなければならないといえるでしょう。
 以上のように,モラルハラスメントが夫婦の法律関係にどのような影響を与えるかは,ケースによってまちまちです。したがって,個別のケースに応じた弁護士のカウンセリングがなければ,あなたの抱えるモラルハラスメントの問題についてどのような法的解決が可能なのかを判断することは非常に困難です。
 当事務所では,無料でご相談を受け付けています。当事務所の無料相談を通して,モラルハラスメントで悩んでいる方に一日でも早く解決の糸口を掴んでいただければと思います。
 名古屋丸の内本部事務所 弁護士 中島悠介

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