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離婚ブログ

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名古屋新瑞橋事務所所長の弁護士上禰幹也(じょうね みきや)です。

 

先回は、「熟年離婚」のタイトルで、年金分割の話題を取り上げさせていただきました。

https://www.rikonmondai.jp/rikonblog/%e3%80%8e%e7%86%9f%e5%b9%b4%e9%9b%a2%e5%a9%9a%e3%80%8f/

 

 長く連れ添ったご夫婦が離婚するということは、非常に残念なことではありますが、様々な事情や世相などからご相談いただく件数が増加していることも事実です。

先回、私が「熟年離婚」のブログを書かせていただいてから、なんと5年以上が経過しておりますが、この間も、多くの50代・60代の方から、離婚のご相談をいただいております。

 

こうした50代・60代の方からの離婚のご相談を伺っていると、一方が離婚を求めても、「婚姻期間中ずっと働いていなかったため、今さら離婚と言われても働きにもいけない。年金ももらえるまで時間があるし、もらえたとしても額が少ない。生活が成り立たない」等の理由で、離婚の合意ができないケースが多いように思います。

 

他方、50代・60代の方は、婚姻期間も長く、その分、婚姻中に築いた財産も多い場合もありますので、離婚請求を受ける側から見れば、将来の生活まで見据えた十分な財産分与を条件に、あるいは離婚を求める側であれば、財産分与を交渉材料に、離婚の交渉を進めていくのも1つの手段となるでしょう。

とはいえ、近い将来もらえる退職金、住宅ローンを支払い終えた不動産、親より相続した財産、60代から支給が始まる個人年金保険など、50代・60代の方の財産分与には、他の世代の方にはない金額的に大きな争点があり、その交渉や主張の内容・方法により、結論が大きく変わることが多くあります。

 

当事務所では、「熟年離婚」のケースも多く扱わせていただき、経験を蓄積させていただいております。また、離婚の法律相談については、経済的なご負担とならないよう初回は無料とさせていただいております。上述した通り、「熟年離婚」では、離婚自体や財産分与について、精緻な交渉・主張が必要となる場合も多いので、お一人で悩まれる前に、ぜひ一度当事務所の弁護士にご相談されることをお勧めいたします。

(当事務所にご相談をお考えの方は、以下のURLをご参照ください。)

https://www.rikonmondai.jp/flow/

  名古屋新瑞橋事務所 弁護士上禰幹也

 令和元年12月23日に、最高裁判所より、養育費、婚姻費用の新しい算定表が発表されました。

 当事務所の全相談室には、新算定表を完備しています。

 今後は、新算定表に沿って、養育費、婚姻費用が決定されることとなります。

 新算定表は、従来の旧算定表と基本的な枠組みは変わっていません。

 旧算定表の提案から15年余りが経過していることから、社会実態を反映した内容となっています。

 新算定表の基準によれば、養育費、婚姻費用の金額は概ね増加するケースが多くなっています。

 また、旧算定表と比べてお子様が0歳から14歳の場合と、15歳以上の場合の金額の差は少なくなっています。

 今回の新算定表の発表が、既に決定済みの養育費、婚姻費用の金額を変更すべき事情変更には該当しないとされていますので、今回の発表だけに基づいて、養育費、婚姻費用の増額を求めることは困難と思われます。

 但し、他の事情変更がある場合に、新たに養育費、婚姻費用を算定するにあたっては、新算定表を用いることが期待されるとされています。

 また、成年年齢引き下げにより、支払義務の終期が18歳に変更されるかという点については、改正法の成立又は施行前に「成年」に達する日まで等と定められた「成年」については基本的に20歳と解することが相当との考え方も示されています。

 今後は,単に成年とするのではなく、満20歳、満18歳などと具体的に記載することが求められています。

具体的な養育費、婚姻費用の金額等の内容については、弁護士にお尋ね下さい。

当事務所としましては、このような改正について、迅速に対応をして参りたいと思います。

 日進赤池事務所 弁護士水野憲幸

 養育費を公正証書や調停で合意したにも関わらず,実際に養育費が支払われているケースは全体の4分の1程度というデータもあるようです。
 今回は,養育費の不払いがある場合に,どのような手段で支払いを確保できるかを見ていきます。ここでの支払い確保とは,民事執行法による強制執行を念頭に置いて説明いたします。

 まず,養育費の合意がある場合は,①調停(審判)もしくは(強制執行認諾文言付き)公正証書がある場合,②口頭の合意もしくは私的な協議書がある場合に分けられます。①の場合には,強制執行の手続をとることができますが,②の場合には強制執行の手続をとることができません。そのため,②の場合には,まずは養育費の調停(審判)もしくは(強制執行認諾文言付き)公正証書を取得することから始める必要があります。

 次に,養育費についての調停(審判)もしくは(強制執行認諾文言付き)公正証書がある場合には,基本的には強制執行手続きをとることが考えられます。
 強制執行手続きとしては,典型的なものとしては,㋐財産開示手続き,㋑預金の差押え,㋒給与の差押えがあります。
 この強制執行手続きについて,令和元年5月に民事執行法の一部が改正され,新しい強制執行手続きが令和2年4月1日から施行されます。以下に,制度の変更点を見ていきます。

 ㋐の財産開示手続は,債務者(義務者)の財産を明らかにするための手続ですが,従来の手続では使うための条件が狭く,また違反しても刑事罰が科されないことから,実効性に欠けていると言われていました。例えば,前記の条件というのは,強制執行認諾文言付きであっても公正証書の場合は財産開示手続きは利用できませんでした。また,財産開示手続きに違反した場合には,従来でも30万円以下の過料という制度はありました。しかしこれは刑事罰ではなく,また身体拘束も伴わないため,実効性に欠けていると言われていました。
 これに対して,新しい財産開示手続きでは,強制執行認諾文言が付いていれば公正証書でも行うことができ,また違反した場合には6ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金という刑罰が科されることになりました。この制裁は刑罰であるため,違反すれば前科がつくことになりますし,場合によっては身体拘束がされますので,非常に強力な制裁であるといえます。このように強力な制裁を受けるのであれば,自発的に財産を開示する,もしくはそもそも養育費の不払いを行わないというケースが減ることが期待できます。

 ㋑の預金の差押えは,銀行支店名を特定した上で行う必要があります。銀行名は分かっているけど支店名が分からないというケースでは,債務者の居住地の近くの支店を当てずっぽうに差し押さえることもあります。この場合には,同支店に預金がなければ,差押えは空振りに終わることになります。
 これに対して新しい財産開示手続きでは,金融機関の本店に各支店での取引の有無の照会を求めることができます。これで各支店での取引の有無が判明すれば,差押えが空振りになるリスクを格段に減らすことができます。

 ㋒の給与の差押えは,継続的に差押えを行うことができるため,養育費の回収の手段としては有効な手段です。しかし,債務者としても養育費の未払いを理由に給与を差し押さえられることは,金銭的にも心理的にも負担を抱えることになるでしょうから,給与の差押えがされた場合には,その職場を辞めてしまうことも少なくありません。この場合には,改めて給与を差し押さえるためには,新しい職場を突き止める必要がありますが,これも容易なことではありません。
 これに対して,新しい財産開示手続きでは,市町村や日本年金機構等の機関に債務者の勤務先を照会することができます。これにより,債務者としては職場を変えても,容易には逃げられないことになります。

 また㋑㋒のように,養育費を支払わずに逃げていても,結局は差押え元が見つけられるのであれば,最初から養育費の不払いを行わないということも期待できます。

 このように,民事執行法の改正によって,従来よりも養育費の支払い確保を行い易くなったと言えます。
 養育費について不払いがある場合には,一度,支払い確保を求める方法を検討することをおすすめします。

   伊勢駅前事務所 弁護士森下達

家事審判に対しては,特別の定めがある場合に限り即時抗告することができます。
婚姻費用(養育費)の審判が出されて,その金額に不服があるという場合には,高等裁判所に即時抗告(不服申立て)することができます(抗告状の提出先は,審判をした家庭裁判所に提出)。
ただし,即時抗告ができるのは,審判の告知を受ける者についてはその告知を受けた日から,2週間以内にしなければならない(家事事件手続法86条1項,2項)とされていますので,注意が必要です。
なお,家事事件手続法では,家事審判事件の抗告審に関する規律として,民事訴訟法304条等に定める不利益変更禁止の原則や,同法第293条に定める附帯抗告に関する規定が特におかれていません。
家事事件手続においては,裁判所は公益性を考慮し,後見的な立場から判断をするものであるという原則があり,抗告された以上は,高等裁判所は,有利不利にかかわらず,高等裁判所が正しいと考えた裁判ができるようにしています。
つまり,婚姻費用の月10万円を不服として抗告したら,先方が抗告していないにも関わらず,月5万円に減額されてしまう場合もあり得るとういことです。
一方で,抗告したら不利になるかもしれないと迷い抗告しなかった結果,先方のみが抗告した場合,こちらは附帯抗告はできません。
抗告するか否かは,見通しをふまえて,慎重に判断する必要があります。

名古屋丸の内本部事務所 弁護士奥村典子

こんにちは,小牧事務所所長弁護士の遠藤悠介です。 

今回は,遠距離別居の際の裁判手続きについてお話しさせていただきます。

例えば,夫婦仲がうまくいかず,離婚に至る前に別居を選択された場合,当事者の一方が,実家がある地へ引っ越してしまうなど,遠距離の別居に至ってしまう場合は少なくありません。

この場合,お互いの話し合いで解決ができないとなると,裁判所へ調停の申し立てをし,調停委員を通じて話し合いによる解決を目指すことになりますが,裁判所の管轄(どこの裁判所で調停を行うことができるか,ということです)は申立を受ける相手方の住所をもとに決定されます。

 そのため,離婚の調停を行う場合には,期日があるたびに,相手方の住んでいる地域まで出向く必要があるのが原則です。

 ただし,弁護士にご依頼いただく場合には,電話会議による方法により期日を開くことが可能になります。依頼者の方には法律事務所にお越しいただき,事務所の電話を通じて調停委員とお話しすることができるため,時間的,費用的に非常に経済的です。ただし,交渉事ですので,調停委員と顔を合わせて話をした方が順調に進む場合もございますので,ご依頼いただける場合には,具体的事案に沿って,電話会議を選択するか,例えば初回は電話会議ではなく実際に現地に行って調停を行うこととするなど,ご提案をさせていただければと存じます。

 まずは,お気軽にご相談いただければ幸いです。

小牧事務所    弁護士遠藤悠介

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